金田一勇太朗(きんだいち ゆうたろう、Kindaichi Yutaro)は漫画『ハイキュー!!』に登場する架空の人物。
人物[]
金田一勇太郎という人物は、作者からの説明にあった通り「周りから愛される良い奴」である。面倒見が良く、頼まれたら断れない上に、困っている人を見かけたらつい助けに行ってしまう為、苦労が絶えない。だが、今の青城生は皆優しく包容力がある人ばかりなので、金田一は中学の時は得られなかった「チーム」という幸せを手に入れる事ができたのである。
また、中学の時チームメイトだった影山のことを気にしている。中学の時、まるで王様の様に自己中で横暴な影山に対し、金田一は真正面から向き合い続けた。影山は、チームの事を考えずに独りよがりな戦いを続け、打てるわけないような無茶振りトスを上げ、それを打てなかったら怒鳴る。打てても、少しでもタイミングがズレていたら怒鳴るなどしていた。例えそのトスは辞めてほしい、と頼んでも、影山は聞かずにずっと横暴であったため、徐々に、影山に何か言う人は金田一以外居なくなっていった。金田一は、影山に発言できる気力も無くなってしまうほど影山に怒鳴られすぎたチームメイト達と、仲間から孤立する影山、どちらの為にも一人で奮闘するが、努力虚しく、影山は中学の間、金田一の話を聞き入れなかった。そのため、最後の最後の大会で何かが切れ、影山のトスを無視することになる。
けれど、中学の時はどれだけ言っても話を聞いてくれなかった影山が、高校に入って丸くなっているのを知り、金田一は驚きと悲しみでいっぱいになる。「影山を俺は変えてやれなかった」と悔やむ金田一だが、でも実際は、あのとき北一のチームメイトがトスを無視したからこそ、影山は高校で変われているのであり、もし、あのときいつものようにトスを打っていたら、高校でも影山は変われていなかったのだという事を金田一は分からないのであった。全部自分で抱え込んで、全部自分のせいだと思ってしまうところも、金田一の良い人柄が出ている。中学のときに影山に注意し続けたのも、影山のためを思ってしたことだったのだ。
プレイスタイル[]
中学の頃は北一のレギュラーで、高校では、青城で一年の時からレギュラーなため、実力は相当高い。流石青城、ブロックもスパイクの威力もスタミナも全て安定して上手い。
呼ばれ方[]
- 金田一
- らっきょヘッド
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トリビア[]
- 好物は焼きとうもろこし
- 最近の悩みは「女子に‘‘大きい”っていうか‘‘長い”と言われた」こと